燧ケ岳
六合目・山と温泉・バス

日時・天候・ランク   2014年9月10日〜11日    B-B-6      曇・曇のち雨 
コースタイム 
 一日目
横浜6:40=8:00羽生PA8:20=那須塩原IC9:30=10:15
道の駅たじま10:45=檜枝岐12:00=12:20御池BS12:30=12:50
沼山峠BS13:10・・・13:35沼山峠展望台13:40・・・14:45長蔵小屋
15:00・・・15:20三平下15:30・・・15:50長蔵小屋

 二日目
長蔵小屋5:05・・・長英新道登山口5:25・・・5:45曲がり角5:50・・・
7:00
 四合目付近7:10・・・7:40六合目上稜線7:50・・・登山口
9:50・・・10:15
 長蔵小屋12:00・・・13:20沼山峠BS13:40=13:50
御池BS14:00=14:15 モーカケの滝14:30=14:40
檜枝岐尾瀬アルザ16:00=17:00 道の駅たじま17:20=
19:10
羽生PA19:30=22:50横浜万里橋

 二日目尾瀬沼尻 3名
長蔵小屋6:30・・・7:20沼尻8:30・・・12:00長蔵小屋

    
記事   
寒気団に覆われ、天候が読めない2日間だった。
1日目 は曇りのまま、燧ヶ岳が見え、初秋の尾瀬沼に満足。
登山日は夜間の雨が2時頃上がり、月と星が出て、無風。5時出発。
2度目の休止後に北東から風雨が吹上げてきた。雨具を着けて稜線上に集合したときは体感温度3度以下となり、耐えられない2人、加えて80歳の方がおらたので、ミノブチ岳までも無理と判断し、引き返した。登山道は沢状態で下りに時間がかかった。沼尻往復の3人と分岐で合流した。帰路の沼山では陽が射したが、入浴後檜枝岐で、大俄雨。東北道も豪雨だった。SLが的確に誘導して下さり、全員無事で感謝。登山靴剥がれ1件あり。
 
 山行記

 バスは総員26名を乗せて順調に御池に到着した。
シャトルバスに乗り換えて沼山峠迄およそ20分。
乗り物はここで終わり、歩くときが来た。 今宵の宿の長蔵小屋に向かう。
木道の脇にはリンドウの蕾が幾つも見える。綺麗な紫色に見とれて足元が危うい。
昨年、雲ノ平辺で6回ほど転倒してトラウマになっている。
大江湿原まで来ると尾瀬ヶ原の草木が色づいている。
長蔵小屋に着いて一度部屋へ。
尾瀬ヶ原の散策に向かう。気になるのは明日の天気のことばかり。
今は燧ケ岳が良く見えているが明日はどうか?
5時の夕食の頃からかなり強い雨が降り始める。
明日の出発は5時。早めにベッドに入った。

 午前2時頃には雨のトタン屋根を打つ音が聞こえなくなった。
止んだぞ! 4時に起床。
出発に合わせ軽い朝食をする。小屋の屋根の上の名残月を見ながらストレッチ。
「どおか午前中だけでも降らないで!」 との思いで出発した。
尾瀬ヶ原の朝霧と名残月が幻想的で何度も振り返ってみる。
願いも虚しく4合目辺りで雨が降り出した。
6合目で雨風が更に強くなってストップ。
リーダーの皆さんが協議した結果、引き返すことになった。

 尾瀬ヶ原まで戻るともう雨はあがった。燧ケ岳の山頂も見える。
長蔵小屋で昼食をとって12時に帰路に着く。大江湿原で小休止。
ここでリーダーの提案で曽根さんのオカリナの伴奏で「夏の思い出」を全員で合唱した。
途中でモーカケの滝を見て、もう一つの目的のアルザ尾瀬の温泉に入る。
室内にあるのは洗い場だけ。浴槽は全て露天でした。手足を伸ばして湯船に浸かる。
とても良い温泉でした。

 登頂を拒んだ燧ケ岳。実は2011年の初秋は小屋から出ないで中止。
今回は誕生日(15日)の記念登山で参加したが6合目で中止。
「もう燧ケ岳には登ってやらない!」と心に決めたが・・・。
尾瀬は何時来ても素晴らしい景色を見せてくれる。



 



燧ケ岳全容  
 名残の花々
 


 



朝5時の月

 モーカケの滝
クリックすると燧ケ岳地図表示


 寒さで撤退

オカリナ伴奏 

 やむなく尾瀬沼に下る