日時・ランク・天候  2014年 6月20日(金)~19日(日)  晴・曇   22人  B-B-6:30
コ ー ス タ イ ム 【1日目】集合場所 東京駅秋田新幹線ホーム 7:20
 駅7:36発(こまち3号)-10:25田沢湖駅-12:20安の滝駐車場12:41・・・安の滝ピストン(2時間)-16:30杣(そま)温泉旅館

【2日目】
 宿 7:00―7:30森吉山登山口 7:51・・・(こめつがコース)・・・一ノ越9:38・・・森吉神社10:17・・・1森吉山11:21・・・(山人平雪渓往復)・・・12:00森吉山12:30・・・13:40阿仁ゴンドラ山頂駅―14:11山麓駅14:33―田沢湖たつこ像16:18―17:10国見温泉

【3日目】
 宿 7:37・・・横長根分岐8:40・・・ムーミン谷9:40・・・阿弥陀池11:08・・・男女岳往復・・・11:53阿弥陀池12:20・・・横岳12:39・・・焼森山12:50・・・13:40八合目14:05―14:55休暇村乳頭温泉郷(入浴)16:30-17:00田沢湖駅

【解散場所】田沢湖駅 17:00
報 告 事 項 (1)秋田県警よりムーミン谷で滑落死亡ありと注意勧告あり宿、登山者、観光課等より情報収集を徹底し、結果無事歩けた
(2)山人平の花は少し早いとの事でパスしたが、登山道や阿弥陀池には沢山の花が咲いていた
(3)虫が多いので虫よけ剤やネットは必須だと感じた。雪渓でアイゼン装着した。
(4)秘湯の宿2軒とも親切で料理も美味しくお風呂も良かった
(5)現地ではバスをチャーターしたので移動は便利だった
(6)桃洞渓谷への道が通行禁止で安の滝に変更したが見応えのある滝だった  
 

~ 山 行 記 ~


 この2つの山は日本二百名山でもあり花の百名山でもある。大人の休日倶楽部パスを利用しての総勢22名での山行となった。

 1日目は安の滝まで往復2時間の散策程度の山歩き。安の滝は日本の滝100選で第2位の名瀑。滝壺まで行くと、上からいく筋もの流れが迫り落ちる勇壮華麗な姿と涼しさを味わうことができた。宿は日本秘湯の宿の杣温泉旅館。ご主人がマタギをしているということで、熊肉の煮込み、鯉料理と10種類近くの山菜の料理を満喫。

 2日目森吉山登山口から石森を経て森吉山へ。まだ少ないとはいえ、たくさんの種類の花を楽しみながらの気持ちのよい山歩きとなった。石森から先ではシラネアオイの群落も。予定していた山人平は花が少ないという情報で、頂上下の雪渓を下る途中で引き返す。帰りは再び石森を経て阿仁ゴンドラの頂上駅へ。宿は日本秘湯の宿の国見温泉石塚旅館。足を入れると湯の華が舞う若葉色の湯があふれる温泉につかり疲れを癒す。

 3日目朝食前に自彊術で体をほぐし、宿から歩き始めて秋田駒ヶ岳を目指す。馬場の小路(通称ムーミン谷)では最後の急登の雪を心配したが、すれ違う人からの情報でそこには雪がないことを確認し、谷を行くことに。谷では霧もはれ、女岳、男岳を左に見ながらアルプスの谷間を歩くような気分に。阿弥陀池ではチングルマやミヤマキンバイの大群落が…。男女岳へは空身で往復、横岳では秋田駒ヶ岳の全貌と周囲の山々の眺望を楽しむことができた。その後時間の関係で湯森山、笹森山をカットして八合目へ下山。乳頭温泉郷休暇村で汗を流し、田沢湖駅から帰路へ。

 初日の田沢湖駅では小雨のちらつく天気であったが、3日間歩行中は雨に降られず、下山した八合目駐車場に着いたら雨が落ちてくるという幸運な天気で、秘湯と花を存分に楽しむことのできた山行だった。


   
田沢湖駅で民謡の歓迎を受ける


安の滝(日本名瀑百選の第2位)


秘湯・杣(そま)温泉




一ノ越からの森吉山


森吉神社の御神体・冠岩(かんむりいわ)とその周りに咲いていた花々


森吉山に咲いていた花々




国見温泉石塚旅館




秋田駒ヶ岳のイラスト地図


横長根の標識と花


お知らせの看板


馬場の小路(通称ムーミン谷) 残雪が多くてチングルマの群生は少しだけだった


男岳分岐から阿弥陀池とお花畑を見下ろす


お花畑の木道を阿弥陀池へ向かって歩く


お花畑をアップで


秋田駒ヶ岳に咲いていた花々



男女岳(1,637m)山頂で集合写真


阿弥陀池と男女岳


八合目駐車場の湧水と靴底洗いの看板


森吉山・秋田駒ヶ岳のビデオ

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