日時・ランク・天候
 2010年10月8日(金)〜20日(水)  A−B−5  晴  9人参加
コースタイム
 
 集合 : 成田空港  07時00分
 解散 : 成田空港  22時00分
 
 成田空港09:00−−−15:35成都11:00−−−15:30西寧22:40−−−
 21:50ラサ10:30−−−16:45シガッエ08:00−−−18:30ニューテンリ
 07:15 −−−11:20エベレストBC14:00−−−17:30オールドティンリ
 07:15−−−17:00ザンムー09:00−−−14:30カトマンズ13:00−−−
 20:00成都07:30−−−22:00成田空港
   
 歩行時間 : @4時間15分 A5時間25分 B5時間08分 
 休憩時間 : @1時間10分 A1時間20分 B1時間20分

報告事項

 大きな事故もなく無事終了。天気に恵まれエベレストや周辺の8000m峰を
 見ることが出来た。ただし、殆どの人が軽い高山病で、食欲不振、嘔吐、
 下痢等の症状を訴えた。若干重度のMさんはラサのホテルで現地医師を
 呼んでもらい、点滴と投薬を受けた。(支払額27,000円)
 
 13日間費用 450,000円/人
 

 2010年10月8日(金)、成田空港より女性4人、男性5人のパーティで期待に胸をわくわくしながら、チベッ
ト高原ヒマラヤ山脈へ出発しました。北京経由、成都、西寧へ移動し、モスクのコーランの祈りの姿に、あらた
めて異国に来たことを感じました。
 標高5000m前後のチベット高原、コンロン山脈を抜ける天空列車からの神々しい山の景観は大きな感動
でした。列車は長江の最上流トト河(標高4547m)を横に眺めながら夜の終着駅ラサへ滑りこみました。
 翌朝きれいな青空の下、白く輝くラマ教のポタラ宮を敬虔な祈りの気持ちで見学しました。     M.S

 ラサは海抜3680mの山々に囲まれた盆地にあり人口15万人の清潔な感じのチベット仏教の聖地です。
ポタラ宮は世界一高いところに建てられたダライラマの宮殿で、高さは119m、広さは13万uの巨大な宮殿
です。
 ポタラ宮から見るラサ市内は素晴らしい眺めで、ラサ市内のどこからでも宮殿が見られるように建物は5階
建てまでに制限されています。ラサからカトマンズまで約1000kmは天空4000mのドライブウェイで変化に
富んだチベット高原の快適なドライブでした。黄葉の並木、赤茶けた肌の山、白い高峰、羊、ヤク、牛が放牧
されている広大な平原。
 カンバ峠からヤムドク湖を見た風景の、トルコ石色の湖と赤茶けた山の奥に見える白い高峰とのコントラスト
の見事さ、カロ峠からは標高7191mのナジンカンツアン氷河が目前に見え、この世のものとは思えない風景
でした。                                                        K.U

 15日、パン・ラ(ラルン・ラ峠4950m)から見たヒマラヤ山脈の核心部分は雲が少しかかっていた。
8000m峰が4座、左からマカルー、ローツェ、チョモランマ、チョーオーユー。最高峰のチョモランマはドンと
構えて貫禄があり、真っ白な峰が連なっている様は神々しくて目頭が熱くなりました。
 チョモランマBC(5120m)では小高い丘に登ってBCを見下ろす、ここからあの頂へ何人の人が挑戦して
いったのだろう。雄大な北壁を眺め、感無量でした。
 名残を惜しみながら、下りは2時間近くかけてテレテレ(ゆっくり)歩く、とても息苦しく、5000mの高所の厳し
さが実感できました。
 何と行ってもこの体験を参加者全員が果たせたことは嬉しいことでした。
 カトマンズの喧噪とほこりっぱさには閉口しましたが、古都パクタプールと目玉寺は歴史を感じさせました。
ナマステ。
 CL、SLはじめツアーガイドのMさん、現地のガイドの方々に感謝します。ありがとうございました。  T.K



コルムド駅で連結された高地用ディーゼル機関車 食堂車、車窓からの風景を楽しみながら食事をとる
車窓からのチベット高原風景 広大な雪のチベット高原
放牧されたヤクや羊の群が点在するチベット高原 車窓から見た重連機関車
世界最高地(標高5067m)の鉄道駅・タングラ駅 駅直前にある、鉄道世界最高標高地点タングラ峠
チベット自治区ラサ市の象徴「ポタラ宮」前にて ラサ南方のカムパ・ラ峠から見た「ヤムドク湖」
チョモランマ北方ギャウ・ラ峠からのヒマラヤ8千m級峰 チョモランマをバックに記念撮影・目的を達して大満足
ロンボクからチョモランマ北面を望む ベースキャンプ手前から見たチョモランマ北面
深い峡谷にあるチベット(中国)とネパール国境の橋 帰国の空路、ヒマラヤ上空から見たチョモランマ