越後の雪どけ春一番に咲く」・・お花の山を訪ねて!

日時・ランク・天候
 21年 3月28日(土)〜29日(日) A-A-2.5 晴・曇り・雪  20名
コースタイム
1日目
 横浜駅西口6:10―燕IC12:15―12:45朝日山展望台13:05・・・
 蛇崩・・・14:50国上山15:00・・・15:35国上寺駐車場15:45―
 宿16:10
2日目
 宿8:15―8:20ロープウェー8:40・・・8:50山頂駅9:10・・・9:40
 弥彦山10:00・・・山頂駅10:30・・・多宝山往復・・・11:50山頂駅
 12:10・・・12・25山麓駅・・・車中昼食・12:30弥彦神社駐車場
 13:10―燕IC13:40―横浜駅西口19:35

山行記
 今、春が来たという越後路の花の路を存分に楽しんだ2日間、カメラ同好者の山歩きでもあったこの山行に仲間入りさせて貰い幸せ一杯だった報告をします。

 初日、国上山は300m程の里山の感ありだが、なんと山道に入った直ぐの地点から花の饗宴の始まりである。お馴染みのなんとも可愛い姿のカタクリ、凛たした美しさを誇るオオミスミ草、緑の菊葉に清楚な白のキクザキイチゲ、透かした模様かと見紛うキクバオーレン、開き始めたテングスミレ、ハガハシスミレ等等、カメラ班の皆様には被写体の選択に困る程だ。しかし、リーダーのお目当てはコシノコバイモという小形のバイモを目にしたかった由、残念ながら探す事はできなかったが一同大満足の一日であった。

 2日目、弥彦山は雪に覆われて冬山の感を味わう事になった。
利便性をとりロープウェーで山上に。立派な通信レーダーが設置された左道をとる。日本海に向かって630mを誇っているこの山は越後一ノ宮として国神を奉る弥彦神社の御神山でもある。
目を移せば海の彼方に佐渡が堂々と横たわっている。元の道を右にとり今度は気象レーダーのある多宝山へ登る。ここでは頃合の雪景色になり被写体としての最高の演出かと我が仲間はカメラに集中である。

 こんな訳で花あり、雪あり、ご馳走満載の2日間。素晴らしい企画を心から感謝した山旅だった。