日時・ランク・天候
   20年 11月16日     C-B-7     曇     7名
コースタイム
8:48川乗橋9:05・・・11:10笙ノ岩山11:20・・・13:00蕎麦粒山13:10・・・大楢(1167m)・・・15:30(59号)鉄塔・・・・・16:00浦山大日堂16:10
報告事項
鳥屋戸尾根は良く手入れされた登山道で迷う事はない。仙元尾根は大日堂から多く登られているようです。間違えやすいのでしょうかうるさい位のリボンが有ります。

好展望の4ヶ所の鉄塔からは携帯が繋がりました。雑木林が多く新緑の時期もお薦めのコースです。
山行記

 山行前日の天気予報は降水確率60%、山行中止の連絡がないことから、この程度の雨なら明日は決行だなと思い、早々に準備を整え、Mリーダーの山行に初めて参加することに期待と不安を抱きつつ、早めに布団の中に潜り込みました。ぐっすり眠って目覚めた山行当日の朝は愚図ついた曇り空。空模様を気にしながら集合場所の立川駅へと電車でむかいました。

 駅に着いて参加者名簿を見ると参加率は50%程度。雨の中なら少数のほうが行動しやすいかもと思いつつ、青梅線に乗り込みました。青梅線から見る空は、晴れ間から日が差し込んだり、雲が立ち込めたりとなかなか安定せず、奥多摩駅までの1時間はずっと空を眺めていました。

 奥多摩駅からバスに乗り川乗橋で降りると小雨です。自己紹介と準備運動後、河童7人衆に変身し、Mリーダーを先頭にゲート脇から林道に入り、まずは笙ノ岩山へと向かいました。山道はいきなりの急登でカッパの中の温度も急上昇です。幸いなことに林間の道で雨に殆ど濡れないため30分後にはカッパを脱ぐことができました。

 聳え立つ御前山を背後に従え、右手には紅葉した川苔山を見ながらふかふかの山道を笙の岩山へと登りきり、鳥屋戸尾根から蕎麦粒山へと向かいました。更に仙元峠から仙元尾根、大日堂へと下りましたが、山道は落ち葉のジュータン、上を見ると雨に濡れた色鮮やかな赤や黄色の紅葉と素晴らしい眺めで、途中誰とも会わずに静かで歩き応えのある山行となりました。

Mリーダーが予定より30分早く着くと見込み、途中で早めに呼んでおいたタクシーに大日堂から乗り込めたため、秩父駅、東飯能駅での電車接続も良く、車中で軽い反省会を行いながらの楽しい帰路となりました。



   濡れた紅葉の鮮やかさ      鳥屋戸尾根の急登        御前山
    落ち葉のジュータン      ひっそりと仙元峠       浦山大日堂
       誰も居ない蕎麦粒山         笙ノ岩山は木立の中