B山行 蔵王山(山と温泉)

  日時・ランク                          
 2008年7月11日(金)〜12日(土) B−Bー5 曇  12人参加
                                
  コースタイム   
 蔵王登山口7:00・・・12:00熊野岳・・・13:00山頂駅・・・13:40山麓駅   
  

山行記

 前日16時30分に白石駅に集合し、遠苅田(とおがった)にあるペンション「どんぐり」へ向かう。
 12人なので、迎えのマイクロバスは2台。宿の温泉に入り、夕食をとり、早く寝る。夜の間は強い雨が降っていた。明け方まで雨が降っていたが、出かける頃に上がった。

 マイクロバスで登山口の賽の磧(さいのかわら)に6時15分に着き、すぐに出発。最初1時間ほど沢まで下り。この登山道はあまり使われていないらしく、雑草が相当生え、木も頭にかぶさることがたびたび。しかし、ハクサンチドリ、白色のシャクナゲ、ピンク色のウツギ、珍しいウラジロヨウラク、ときどきイワカガミなど高山植物が今を盛りと咲いており、飽きることがない。とくにハクサンチドリはずっと咲いていた。曇天だったが、山頂近くになると、急に風が強くなり、ガスがでてくる。全員雨具を着る。火山性の土になると急に、コマクサの群落に出会う。写真を撮ろうとするが、強い風に花が揺れて、上手く撮れない。登山道までコマクサが生えていて、踏みつけそうになるほどだった。

 山頂付近はガスのため蔵王山のお釜もまったく見えず。避難小屋で小休止をして、すぐに下山する。途中、中学生の団体とすれ違ったくらいで、あまり人に会わず。山頂のロープウェイから乗り継ぎ、下の温泉街に12時に降りてきた。近くのソバ屋「もってのほか」という面白い名前のソバ屋に入る。手打ち蕎麦で美味かった。そのあと、日帰り温泉「新左エ門」というところにゆっくり入り、解散地の山形駅へ路線バスで移動する。今回の山行はガスのため少し残念だったが、高山植物をたくさん見ることができ、下山後は美味しい蕎麦と蔵王温泉にゆっくりはいることができ、とても満足できるものだった。



   





                     頂上をめざして

  ハクサンチドリ       タニウツギ      ウラジロヨウラク        コマクサ