日時・ランク・天候   6月15日(月)    B−B−6    曇      20人参加
  コースタイム
足柄駅8:15・・・9:30林道交差9:35・・・10:45新柴下降点10:50・・・11:20金時山(昼食)11:50・・・12:45乙女峠12:50・・・13:35丸岳13:45・・・14:15長尾峠14:25・・・・・15:15分岐15:20・・・16:00桃源台
山行記
 4月に入会し、新人登山教室、清掃登山道整備、月例塔ノ岳も含めると今回が8回目の会山行となりました。入会してから登山を始めた私は、毎回が始めての山であり、どのような道、見晴らし、花そして人と出会えるのか、いつも楽しみにしています。

 JR足柄駅で準備運動後、長い舗装道路を歩いて行くと、曇り空に尖った頭を突き出した金時山が遠く見えてきました。右に振り返ると富士山が見えるはずとのことでしたが、雲に隠れ残念ながらその雄姿を見ることはできません。しばらく歩くと林道になり、黄色の木苺が沢山実った分岐を右に登り、程なく行くと廃墟のような砂防ダムから金時山の登山道が始まります。小鳥のさえずりを楽しみながら涼しい林間の道を登って行くと鳥居があり、ここで小休止です。その向こうには階段が見えており、ここからが本格的な金時山登山と聞き心を引き締めて歩き始めました。

 一人ひとりがやっと通れる幅の急な鉄階段が続きぐんぐん高度を稼いで行きます。振り返ると素晴らしい見晴らしですが、ここでもやはり富士山を眺めることはできません。流れる汗を拭いながら山頂に到着です。山頂からは仙石原、芦ノ湖、駒ケ岳、これらを囲む外輪山が望め、まるで箱庭のような素晴らしい景色でした。金時山山頂で昼食を取り、長尾峠までの長い尾根歩きは見事なサンショウバラの群生に迎えられ印象深いものになりました。

 峠を下り湖尻で整理体操を行い解散となりましたが、そこからは昨年リニューアルしたばかりのお洒落なロープウェイで大涌谷を渡り、ケーブルカーで強羅へ、更に、スイッチバック式の箱根登山鉄道、小田急線と乗り継ぎ楽しい小旅行です。小田原の魚が美味しいお店で反省会となりましたが、諸先輩との楽しい話で大変盛り上がり、山そして山の後もとても印象に残る素晴らしい山行となりました。



歩いて歩いて 丸岳にて 花に迎えられ


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