丹沢大山総合調査とは
 丹沢山地の自然環境は、林床植生の衰退、ブナの立ち枯れ、ダム堆砂や水質汚濁などが深刻化し、対策の遅れも指摘されてきました。このため、問題ごとの個別的な対策ではなく総合的な保全対策が必要となり、神奈川県は環境省・県民・行政・学会との協働で全国でもはじめての大規模な調査を2004年4月から2006年3月まで、2年間をかけておこないました。
                           丹沢大山総合調査ホームページへ
みろく山の会では
 丹沢大山総合調査実行委員に高橋昌嗣理事長が、広報県民参加部会、地域再生チーム環境教育とツーリズムグループに環境問題担当理事が参画しました。

(1) 県民参加型事業への参加
@ 登山道利用実態調査
 登山シーズンの5月と11月に2回、計3回実施しました。この結果、丹沢の入山者数は5月が多く、11月の3〜4倍になることがわかりました。丹沢山塊全域への年間入山者数は、約313,O00人と推定されました。
A 一般登山者向け意識調査
  2004年9月から2005年12月まで、塔ノ岳の山頂で毎月実施しました。この調査から登山者は「登山道を外れて歩く影響」など自然環境負荷への認識が高いこと、行政による継続的な登山道整備を望む一方で、自らも参加した登山道整備に関心があることなどがわかりました。また入山料、トイレ使用時の協力金(100円程度)に肯定的であることもわかりました。
B 登山者ミニワークショップ
  登山者のマナーの不足、行政の登山道整備の不具合、環境教育的な機会を登山者に提供する必要があることなどが話し合われました。
C 水質調査など
  
≪みろく会員による登山道利用実態調査≫

(2) 公募型事業
  「丹沢大山の大量堆積ゴミ実態調査・撤去作業および
                フィールドマナーの普及啓発」

  水源の森の清掃活動をおこない水源の浄化、枯死した林床植物の植生回復をめざして清掃登山をおこないました。また、「ゴミや落し紙持ち帰り」のキャンペーンを秦野、伊勢原、渋沢の駅頭でおこないました。

丹沢大山総合調査への「みろく山の会」の参加者は、のべ約800人にのぼりました。


                                    自然保護活動へ