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採取した土をどのようにして分析するのかその手順を紹介します。
西丹沢を含む20か所で採取した土を良く乾かしてフルイにかけておきます。サンプルの準備が出来たら、それぞれ一定量の土にph抽出液を入れ、出来た濾液に試薬を一滴ずつ加え、色見本と比較して土の酸性度の値を決めます。また、これが含まれることで酸に対する抵抗力を示すマグネシュウムの値、カルシュウムの濃度も測定します。検出薬に反応して変化する濾液の色を目で判断するので肩の凝る作業ですが判定は確かなものだそうです。 カルシュウムが不足するとブナなど多くの植物は弱っていきますが、山頂より標高の低い所やヤビツの森などにカルシュウム量が多く、ブナも元気で若木も多いところや苗木の育成の良いところは、このカルシュウムと結びついていると考えられます。しかし調査地点の多くは酸性度5.0以下で急峻な丹沢山地は微生物が少なく樹木には厳しい環境である事がうかがえます。これからは落ち葉や鳥、魚、けもの達が作る豊かな土壌とその流出を防ぐ下草の力を見直しましょう。 |